直葬とは、通夜・告別式を行わないご葬儀です
直葬(ちょくそう)とは、通夜と告別式を行わず、ご安置のあと火葬場でお別れをするご葬儀の形です。「火葬式」と呼ばれることもあります。
ご参列いただくのはご家族・近親者のみで、多くの場合10名以内。式場を使わないため、ご葬儀の費用としては最も抑えられる形になります。
宗教・宗派を問わず行えることも特徴です。
直葬の費用相場は20〜40万円ほど
一般的な直葬の費用相場は、20〜40万円ほどです。一般葬(100〜200万円)や家族葬(60〜100万円)と比べると、費用を大きく抑えられます。
ただし「◯万円」と表示されている金額に何が含まれているかは、葬儀社によって差があります。確認しておきたいのは次の項目です。
| 確認したい項目 | 内容 |
|---|---|
| 寝台車・霊柩車 | 距離の上限(例:20kmまで)と、超過時の料金 |
| ご安置費用 | 1日あたりの管理費、ドライアイスの回数 |
| 棺・仏衣 | グレードと、変更した場合の差額 |
| 火葬料金 | 別途になっていることが多い項目。自治体・火葬場で金額が異なります |
| 式場・安置施設の使用料 | 自宅安置ができない場合に必要 |
とくに火葬料金は別途としている葬儀社が多く、東京23区の民営火葬場では6万円前後かかることもあります。「総額でいくらか」を必ず確認してください。
トムエルの直葬プランは 165,000円(税込) です。寝台車・霊柩車(各20km)、ドライアイス、棺、ご安置用品、事務手続きの代行までを含みます。詳しくは直葬プランのページをご覧ください。
ご逝去から火葬までの流れ
直葬の場合、ご逝去から火葬まで2〜3日が目安です。日本では法律により、ご逝去後24時間は火葬できないと定められています(墓地埋葬法第3条)。
- ご逝去・お迎え — 病院や施設からお迎えにあがり、ご安置先へお送りします
- ご安置 — ご自宅または安置施設で、火葬の日までお預かりします
- 納棺 — お身体を清め、お仕度を整えて棺にお納めします
- 火葬・収骨 — 火葬場でお別れをし、ご収骨をします
火葬場の空き状況によっては、3〜4日お待ちいただくこともあります。とくに年末年始や友引明けは混み合います。
直葬を選ぶ前に知っておきたい3つのこと
1. お別れの時間は短くなります
火葬場でのお別れは、10分ほどが一般的です。「もっと話しかけたかった」という声を伺うこともあります。ご安置中にご面会の時間を取る、納棺の儀をきちんと行うなど、お別れの時間を意識してつくることをおすすめします。
2. 菩提寺がある場合は事前に相談を
先祖代々のお墓があるお寺(菩提寺)がある場合、通夜・告別式を行わないことで、納骨を断られてしまうことがあります。直葬を検討する段階で、必ずお寺にご相談ください。
3. 後日、弔問が続くことがあります
ご葬儀に参列できなかった方が、後日ご自宅を訪ねてこられることがあります。ご家族の負担になる場合は、「家族のみで見送りました」というご挨拶状をお送りしておくと、落ち着いて過ごしていただけます。
こんな方に向いています
- ご高齢で、ご友人・関係者の参列が見込まれない
- 故人様が「簡素に」と生前に希望されていた
- 費用をできるだけ抑えたい
- ご家族だけで静かに見送りたい
反対に、「お別れの時間をきちんと取りたい」「ご友人にも参列いただきたい」という場合は、火葬式や一日葬・二日葬もあわせてご検討ください。