まず整理:「分類の軸」が2つあります
混乱しやすいのは、言葉によって分類の軸が違うためです。
- 参列者の範囲による分類 … 家族葬/一般葬
- 日数・儀式の有無による分類 … 直葬/火葬式/一日葬/二日葬
つまり「家族葬の一日葬」「家族葬の二日葬」といった組み合わせが存在します。「家族葬か一日葬か」で迷う必要はありません。
早見表:5つの形式を比較
| 形式 | 日数 | 通夜 | 告別式 | 参列者の目安 | 費用相場 |
|---|---|---|---|---|---|
| 直葬 | 1日 | なし | なし | 〜10名 | 20〜40万円 |
| 火葬式 | 1日 | なし | なし(納棺の儀あり) | 〜10名 | 25〜50万円 |
| 一日葬 | 1日 | なし | あり | 10〜30名 | 40〜80万円 |
| 二日葬(家族葬) | 2日 | あり | あり | 20〜50名 | 60〜100万円 |
| 一般葬 | 2日 | あり | あり | 50名〜 | 100〜200万円 |
※費用は火葬料金・式場使用料・お布施・返礼品・お料理を含まない場合の目安です。
それぞれの特徴
直葬 — 最もシンプル
通夜・告別式を行わず、ご安置のあと火葬でお別れをします。費用を最も抑えられますが、お別れの時間は短くなります。→ 直葬について詳しく
火葬式 — 納棺の儀を大切にしたい方へ
直葬と同じく式は行いませんが、納棺の儀でお身体を清め、お仕度を整えてお見送りします。「費用は抑えたいけれど、きちんとお別れをしたい」という方に選ばれています。
一日葬 — 告別式のみを1日で
通夜を省き、告別式と火葬を1日で行います。ご遠方のご親族の宿泊負担が減り、ご高齢のご家族の体力的な負担も軽くなります。近年もっとも増えている形です。
二日葬(家族葬) — 通夜と告別式を行う
通夜・告別式を、ご家族・ご親族・親しい方で行います。従来の一般葬と流れは同じで、参列者の範囲を絞った形です。お別れの時間を十分に取れます。
一般葬 — 広くご参列いただく
会社関係やご近所の方も含め、広くご参列いただく形です。参列者が多いほど香典も集まるため、ご家族の実質負担は必ずしも大きくならないという側面もあります。
選び方の3ステップ
ステップ1:参列いただきたい方を書き出す
まずは名前を書き出してみてください。人数が形式を決めます。
- 〜10名 → 直葬・火葬式
- 10〜30名 → 一日葬
- 30名以上 → 二日葬・一般葬
ステップ2:故人様の希望を確認する
エンディングノートや生前の会話に、希望が残されていないか確認しましょう。「派手にしなくていい」「友人を呼んでほしい」——ひとことでも手がかりになります。
ステップ3:菩提寺の有無を確認する
先祖代々のお墓があるお寺がある場合は、**必ず事前にご相談ください。**通夜・告別式を省略すると、納骨を断られてしまうことがあります。
「安いから」だけで選ばないために
費用は大切な判断材料ですが、それだけで決めると後悔につながることがあります。実際にいただく声で多いのは次の2つです。
- 「もっとお別れの時間を取ればよかった」
- 「あの人にも知らせればよかった」
やり直しがきかないのがご葬儀です。迷ったときは、参列者の人数と、お別れにかけたい時間の2つで考えてみてください。
トムエルでは、直葬 165,000円・火葬式 220,000円・一日葬/二日葬 385,000円(いずれも税込)の3プランをご用意しています。どれを選べばよいか迷われている段階でのご相談も歓迎です。事前のご相談・お見積りは無料です。